建築士の魅力あふれる仕事内容とは?詳しく解説!#建築士の仕事内容#建築士#仕事内容
「建築士」と聞くと、どんな仕事をイメージされますか?
机に向かって図面を描いている姿を思い浮かべる方も多いかもしれません。
もちろん設計図をつくることは建築士の大切な仕事のひとつです。
ですが、実際の建築士の仕事はそれだけではありません。
お客様の希望を聞き、土地や建物の条件を確認し、間取りを考え、法律や構造をチェックし、工事が始まれば現場を確認する。
「こんな家に住みたい」というお客様の想いを、実際の建物へとつなげていく仕事でもあります。
今回は、そんな建築士の仕事内容と、その仕事ならではの魅力についてご紹介します。
建築士はどんな仕事をしている?
建築士の業務は、法律上も「設計」や「工事監理」だけに限られていません。
国土交通省の資料では、建築士が行う業務として、設計、工事監理、建築工事契約に関する事務、建築工事の指導監督、建築物の調査・鑑定、法令や条例に基づく手続きの代理などが挙げられています。
つまり、建物の計画段階から完成まで、幅広い場面に関わる仕事です。
では、家づくりを例にもう少し具体的に見てみましょう。
1.お客様の希望や暮らし方を聞く
家づくりは、いきなり図面を描くところから始まるわけではありません。
まず大切なのがヒアリングです。
「どんな家にしたいですか?」だけではなく、
- 家族構成や普段の生活
- 家事の動線
- 収納量
- 将来の暮らし方
- 車や自転車の台数
- 好きなデザインや雰囲気
- 建築にかけられる予算
など、さまざまなことをお聞きします。
例えば「大きなリビングが欲しい」というご希望があったとしても、単純にリビングを広くすればいいとは限りません。
家族がどこで過ごすことが多いのか、家具をどう配置するのか、収納はどれくらい必要なのか。
そうした背景まで考えて、初めてそのご家族に合った間取りが見えてきます。
建築士の仕事は、お客様の言葉の中から本当に必要なものを見つけ出すことから始まります。
2.敷地や周辺環境を確認する
同じ間取りの家でも、建てる場所が変われば条件は変わります。
土地の形や道路との位置関係、高低差、方角、周囲の建物などを確認し、その土地をどのように活かすかを考えます。
さらに建ぺい率や容積率、高さなど、建築基準法をはじめとしたさまざまな条件も確認する必要があります。
東京都建築士事務所協会が示す一般的な設計の流れでも、基本設計の段階で建築主の要望をまとめると同時に、法的な制限をチェックするとされています。
「ここに窓をつけたい」
「もう少し建物を大きくしたい」
というご希望があっても、敷地条件や法律上できない場合もあります。
そこで別の方法を考え、できるだけご希望に近づけていくことも建築士の役割です。
3.間取りやデザインを考える
ここは、一般的にイメージされる「建築士らしい仕事」かもしれません。
敷地条件とお客様のご希望を整理しながら、
「玄関からリビングへどう入るか」
「キッチンから洗面室への動線はどうするか」
「窓をどこに設けるか」
「収納をどこにつくるか」
といったことを一つずつ考えていきます。
ただ、建築士が考えるのは見た目だけではありません。
デザイン・使いやすさ・構造・施工性・予算。
これらをバランスよくまとめることが重要です。
どれだけ格好いい建物でも暮らしにくければ困りますし、予算を大きく超えてしまえば現実的ではありません。
お客様の理想と現実的な建築条件の間を調整していく。
ここは建築士の経験や提案力が表れる部分だと思います。
4.実際に工事できる図面をつくる
間取りが決まれば、それを実際の建物にするための詳細な設計へ進みます。
平面図や立面図、断面図をはじめ、建物を施工するために必要な情報を図面へ落とし込んでいきます。
一般的な建築設計では、基本設計で方向性を決めた後、実際に施工できる図面を作成する「実施設計」へ進みます。
ここで大切なのが、図面はお客様だけが見るものではないということ。
大工、電気工事、設備工事、内装工事など、たくさんの職人が図面を見ながら一つの建物をつくっていきます。
だからこそ、「どう描けば現場に正確に伝わるか」という視点も非常に重要です。
5.工事が図面通りに進んでいるか確認する
設計が終われば建築士の仕事も終わり、ではありません。
工事が始まってからも重要な役割があります。
それが工事監理です。
建築士法では工事監理について、工事を設計図書と照合し、設計図書の通りに実施されているか確認することと定義されています。
図面上では問題なくても、実際に現場が始まるとさまざまな確認事項が出てきます。
だからこそ、設計と現場の両方を理解することが大切です。
建築士という仕事の魅力
建築士の仕事は覚えることも多く、責任も決して小さくありません。
建築に関する法律や技術は変化していくため、資格を取得した後も知識を更新していく必要があります。
実際、建築士事務所に所属する建築士には3年ごとの定期講習が義務付けられており、建築士には継続して知識や技能を高めていくことが求められています。
それでも、この仕事には大きな魅力があります。
一番は、自分たちが考えたものが実際の形として残ることではないでしょうか。
何もなかった土地に基礎ができ、柱が立ち、屋根ができ、少しずつ建物になっていく。
そして完成した家で、お客様の新しい暮らしが始まります。
図面の中にしかなかったものが、実際の建物として何十年もそこに残っていく。
これは建築の仕事ならではの面白さです。
さらに住宅であれば、ご家族の人生にも深く関わります。
子どもが成長したり、家族構成が変わったり、歳を重ねたり。
建物は完成した瞬間だけでなく、その先の暮らしまで続いていきます。
だからこそ建築士には、「今どうしたいか」だけでなく、「これからどう暮らすか」を考える視点も必要だと私たちは考えています。
SANQホームが大切にしている「設計と現場」
SANQホームでは、奈良市・生駒市を中心に、新築住宅からリフォーム、店舗工事まで幅広く建築工事を行っています。
私たちが家づくりで大切にしているのは、図面だけで建物を考えないことです。
建築は、設計図だけでは完成しません。
実際に材料を加工し、職人が施工し、一つひとつ納めていくことで初めて建物になります。
SANQホームでは、一級建築士として設計・計画を見る視点と、実際の施工現場を知る視点、その両方を大切にしています。
「この納まりなら現場ではどう施工するか」
「ここを少し変えた方が使いやすいのではないか」
「この方法ならコストを抑えながら希望を実現できるのではないか」
そんなことまで考えながら家づくりを進めています。
設計と施工を別々のものとして考えるのではなく、最初のご相談から完成する建物まで、一つにつながったものとして考える。
それがSANQホームの家づくりです。
新築だけではなく、リフォームにも建築士の視点を
建築士の知識が活かされるのは、新築だけではありません。
リフォームでは、すでにある建物をどう活かすかを考える必要があります。
壁をなくしたい場合でも構造上問題がないか。
段差をなくす場合に、床の高さをどう納めるか。
窓を変えることで断熱性や使い勝手をどう改善できるか。
リフォームだからこそ、今ある建物を理解したうえで考える力が重要になります。
SANQホームでは、大規模なリフォームだけでなく、玄関ドアや窓、床、収納、水まわり、外壁、バリアフリー工事など、住まいに関するさまざまなご相談に対応しています。
建築士は「図面を描く人」だけではありません
建築士という仕事を一言で表すなら、
人の想いと、実際の建物をつなぐ仕事。
なのかもしれません。
お客様のご希望を聞き、土地を見て、法律を確認し、間取りを考え、図面を描き、現場を確認する。
そして、設計者・職人・お客様など多くの人と一緒に一つの建物を完成させていきます。
だからこそ難しさもありますが、完成した建物を目の前にしたときの達成感も大きい仕事です。
家づくりやリフォームを検討されている方にとって、建築士がどんなことを考えながら仕事をしているのか、今回の記事で少しでも身近に感じていただければ嬉しいです。
奈良県をはじめ、関西周辺で新築やリフォーム、店舗工事などをご検討の際は、SANQホームへお気軽にご相談ください。
お客様のご希望をお聞きしながら、設計と施工、両方の視点から一緒に考えていきます。